中山 アルマ(アルト) プロフィール
東京生まれ。清泉女学院高等学校卒業後、渡独。ドイツのベルリンとハンブルク・ゼンガーアカデミーで研修を積み後、イタリアのミラノに渡り、イタリア国立ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院声楽科を卒業。
M・グリエルミ、A・M・ピッツォーリ、G・プレスティアに師事。バロック音楽をS・プリーナに師事する。
ヴェルディ音楽院在学中よりマーラー・リスト記念歌曲コンサートのソリストに選出され、ミラノ各地劇場で開催された一連のコンサートに出演。
パリージ指揮ミラノ・クラシック管弦楽団とモーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」、ベッリーニ「夢遊病の女」で共演。メンデルスゾーン「ラウダ・シオン」モーツァルト戴冠ミサを始めロッシーニ、シューベルト、ハイドン等多数の宗教曲のソリストとして、レッコ・シンフォニー・オーケストラ(C・ロマン指揮)、デダーロ・ユース管弦楽団(M・フィノッキ指揮)、カリプロ管弦楽団他多くのオーケストラと共演。
モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」「ドン・ジョヴァンニ」、プッチーニ「修道女アンジェリカ」でミラノ・テアトロ89、テアトロ・アッサブワン等の各劇場にて出演。プッチーニ「蝶々夫人」、ヴェルディ「リゴレット」をストラデッラ歌劇場にて、ブッセート・ヴェルディ歌劇場にてビゼー「カルメン」のメルセデス役、ヴェルディ「仮面舞踏会」ウルリカ役で出演し好評を得る。
バロック音楽の分野ではヴェローナ・バロック音楽アカデミーに所属し、クレモナで開催されるモンテヴェルディ芸術祭にて、ポンキエッリ国立歌劇場のコンサートに出演。フリウリ・バロック音楽祭のコンサートにてヘンデルとヴィヴァルディを歌った。
ドイツ、イタリア各地でリサイタルを行っており、数少ない真のアルト性の声質を持つコントラルト歌手として高い評価を得ている。
【自己PR】
私の声はイタリアでもよく「男性が歌っているのかと思った」などと言われる声の低さで、男性のソプラニスタの方と歌う時は、お互いの外見と声があべこべになるのでいつも皆様から面白がられますが、メゾ・アルトにしか出せない女性らしい妖艶な表情も声から感じとって頂けたらとても嬉しいです!
ヴェルディ、プッチーニ等のイタリア物を得意としていますが、第九のアルトソロや宗教音楽、日本歌曲まで何でも幅広く歌っております。
【出身地】
神奈川県鎌倉市